2020/11/13  新しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループ(審議まとめ)

しい時代の高等学校教育の在り方ワーキンググループ(審議まとめ):文部科学省

1.Graduation,
2. Curriculum,
3.Addmission - Policy の3つのポリシーを各学校に課している。
 
個人的な印象は、
・Whyの不在
これを新たに課す効果はどれほど見込まれているのか?妥当性はどこにあるか?
 
・Who, How long の不在
現状教員の多忙化が懸念されている中で、誰がこのポリシーの策定にどれ位の時間を
かける必要があるのか?or策定までの見積もり工数はどれくらいか?
 
・Whenの不在
いつまでに実施するのか
 
 
以下3つのポリシーに関して引用(p.20)
○ 育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)(仮 称)は、各高等学校のスクール・ミッション等に基づき、生徒の卒業後の姿を 見据えて、学校教育活動を通じて生徒にどのような資質・能力を育成すること を目指すのかを定める基本的な方針となるもの。
○ 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)(仮称) は、育成を目指す資質・能力に関する方針(仮称)を達成するために、どのよ うな教育課程を編成し、実施し、学習評価を行うのかを定める基本的な方針と なるもの。
○ 入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)(仮称)は、各高 等学校のスクール・ミッションや、育成を目指す資質・能力に関する方針(仮 称)と教育課程の編成及び実施に関する方針(仮称)に基づく教育内容等を踏 まえ、入学時に期待される生徒像を示す基本的な方針となるもの。

 

 

2020-09-03 質保証システム部会(用語ピックアップ)

09-03質保証システム部会
1.検討の視点
 ・ Society 5.0
 ・教育のオンライン化
 ・ 学習の多様化・個別化・効率化・費用対効果 の向上
 ・ より多くの学生にどれだけ満足に大学教育を提供できるか
 ・ 大学進学率が50%、大学のユニバーサル化
  (中の人の印象:トロウの『高学歴社会の大学』からそろそろ50年になる今も尚課題として列挙している)
 ・ いわゆる偏差値による質保証から、卒業時の多元的な成果
 ・地域社会と大学
 
2.質保証の枠組み
 ・「教学マネジメント指針」
 ・ 2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン答申
   ・ 設置認可(事前チェック)or 認証評価(事後チェック)の厳格化
 
3.定員管理の在り方
 
4.授業関係 
(オンライン教育)
(授業内容・方法等)
・メジャー/マイナー、ダブルメジャー
・TA/team teaching
・ Critical Thinking Course
 
 
 
 
 
 

2020/08/23_教室の無線LAN整備率48.3%(今年3月調査結果)

文科省は2020.08.28(日)に「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果【速報値】について」を開示した( 令和2年3月1日が調査基準日)。
その結果、普通教室の校内LAN整備率は91.2%(前回調査平成30年度は89.9%)であったのに対し、普通教室の無線LAN整備率は48.3%(41.0%)と半分近くに留まった。GIGAスクール構想にて1人1台端末を掲げており、今後学校内外の環境をどのように進めていくのか、その具体化が今後の課題だ。
学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果【速報値】について
(1)学校におけるICT環境の整備状況
 ・ 教育用コンピュータ1台当たり児童生徒数              4.9人/台 (5.4人/台)
 ・ 普通教室の無線LAN整備率                        48.3%(41.0%)
  (参考)普通教室の校内LAN整備率                    91.2%(89.9%)
 ・ インターネット接続率(30Mbps以上)                   96.3%(93.9%)
  (参考)インターネット接続率(100Mbps以上)                 77.8%(70.3%)
 ・ 普通教室の大型提示装置整備率                     59.2%(52.2%)
 ・ 教員の校務用コンピュータ整備率                    122.7%(120.5%)
 ・ 統合型校務支援システム整備率                      64.3%(57.5%)
 ・ 指導者用デジタル教科書整備率                       56.4%(52.6%)
 ・ 学習者用デジタル教科書整備率                      8.2%(新規)
                              ( )内は前回調査(平成30年度)の数値
(2)教員のICT活用指導力
 ・ 教材研究・指導の準備・評価・校務などにICTを活用する能力   86.7%(86.2%)
 ・ 授業にICTを活用して指導する能力                   69.8%(69.7%)
 ・ 児童生徒のICT活用を指導する能力                   71.3%(70.2%)
 ・ 情報活用の基盤となる知識や態度について指導する能力     81.8%(80.5%)
                              ( )内は前回調査(平成30年度)の数値